派遣社員・会社員のカウンセリング【転職キャリア相談・起業準備支援】

派遣社員・会社員のカウンセリング【転職キャリア相談・起業準備支援】

派遣から正社員への転職希望。派遣社員の悲痛な叫び。

正社員での転職を希望する、派遣社員の方との面談や電話相談が増え続けています。

 

“派遣を使う“という選択は、会社での人材活用の仕組みとしてはとても便利です。ですが、不安定な雇用形態が増え続けるなかで、単なる雇用形態による待遇格差だけでは済まされない、深い問題が浮き彫りになってきているのを実感せずにはいられません。

なかでも、人の尊厳や人格を傷つけるまでの、本人たちも気づかないモラルハラスメント(モラハラ)が横行し、心の問題を抱える人が増え続けている事に危機感を覚えずにはいられません。社会人としてのモラルの低下、社会人教育の問題など、様々な問題を包括しているのが、”正社員での転職を希望するフルタイムで働く派遣社員の苦しみ”だと感じています。

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 このご相談内容で一番心を痛めることは、派遣社員で働くご相談者ご自身が、頑なまでに自分を卑下し続ける事です。自分を貶める感情に苦しみ、他者への言いようの無い、強烈な恨みと憎しみのオーラや言葉を吐き出し続けるようになってしまう事です。特に、ずっと正社員で働いてこられて、何らかの理由でやむを得ず派遣を選んでしまった方の悲しみは深すぎるように感じています。これでは運気も落ちるばかりです…。

 

今日は、“正社員で働きたいのにやむを得ず派遣で働いている方”の現実を見つめていきたいと思います。同じように派遣社員で悩み苦しんでいるあなたの代弁ができ、正社員での転職活動がうまくいかず、派遣を視野に入れて迷っているあなたの、何かのお役にたてましたら幸いです。

 

ご相談者様の言葉をそのまま引用させていただいている部分もございます。とてもネガティブで辛いですが、現実の言葉であり感情なのです。読みづらい部分もあろうかと思いますが、何卒、ご容赦ください。

注意)正社員での転職を希望する派遣社員の方で、苦しんでいらっしゃる方のお話しです。当然ですが、すべての派遣で働く方を対象としているお話しではございません。

 

「悲痛な叫び」吐き出される代表的な言葉の数々

  • 派遣というだけで、世の中のどの人は見下す。仕事ができないと思っている。
  • 仕事もできないくせに何が正社員だ。偉そうにしやがって。
  • 派遣ってだけで見下される。
  • 派遣だと差別される。挨拶もしてもらえない。仲間に入れてもらえない。
  • いつも孤独。
  • 所詮派遣、どうせ派遣。派遣派遣って、皆、私を馬鹿にしてるんでしょ?
  • 派遣会社の営業に騙された。正社員登用があるって言われたからずっと頑張っていて、派遣先からの評価も高いのに結局ずっと派遣のまま。派遣先では、新たに正社員が採用されているのに私はずっと派遣。悔しい。悔しくてたまらない。
  • 派遣会社の営業が許せない。中間マージンを絞りとって、自分は高い給料で正社員。
  • 正社員から派遣へ落ちた。一度派遣に落ちたら最後。
  • 二度と正社員に這いあがれない。
  • 派遣になった事をとても後悔しています。これから先、どうしよう…。
  • 生きていけない。
  • 社員のミスは許されるし、わからなければ丁寧に教えてもらえる。でも派遣のミスは許されない。派遣は即戦力、仕事はできて当たり前。教えてなんてもらえない。ミスしたり教えを請うことは、派遣切りにつながる。それで、何かあれば全て派遣の責任。
  • 正社員は責任なんてとらない。
  • 派遣に責任を押し付けて、文句言ったら、即クビきり。
  • 正社員が楽するために派遣がいる。
  • 派遣は奴隷。人ではない。社員は命令するだけ…。

 

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あなたは何を感じましたか?

 

この記事を読んでくださっている方の多くは同じ派遣社員で働く方か、派遣という働き方を検討していらっしゃる方だと思います。ですが、もし、正社員や管理職の方、人事の方、経営者の方が読んでくださっているのだとしたら、一緒に働く仲間として、人として向き合い、正社員以上に、もっとコミュニケーションをとるように心がけていただきたいです。笑顔でいても、心は血だらけになっている派遣社員が多いのです。あなたの声かけ一つで救われる派遣社員がいるのです。人としての存在を認め、いつも以上に温かく接して差し上げてください。そんなあなたには、“人徳”が蓄えられ、このあときっと良い事が起こるはずです(笑顔)

 

どうか、派遣社員を、正社員や契約社員の“優越感を得るための道具”にだけはしないでください!

ちょっとした嫌がらせの言動、やっちゃっていませんか?下記(つづきの次のページ)の「派遣社員に対する理解・派遣契約の知識がない」も合わせてお読みいただけましたら幸いです。

  

派遣社員が卑屈になりすぎているだけ?

正社員は、派遣一人にそこまで興味がないというのに、派遣社員が勝手に悪い妄想を膨らませていっている事が多いのも事実です。そんなに気にしなくて良いことまで、いちいち気になってしまいます。性格の問題だけではなく、派遣社員の多くは、なぜそのように卑屈になってしまうのかを考えてみませんか?

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・世の中の「正規」「非正規」といった差別。

正社員での転職を希望する派遣社員の方にとっては、この言葉自体が、見下された感じがしてしまう言葉として突き刺さります。

会社での派遣社員に対する扱い。

常に優先順位が低く、後回しにされ軽視されているのが現状です。組織で働く以上、派遣でなくても、優先順位というものがあり、後回しにされてしまうことは、誰にだってある事です。しかし派遣社員にとっては、それが毎回である事が多いので、自分の存在は、組織の中で、常に“底辺”を感じずにはいられなくなるのです。

派遣元(派遣会社) も派遣社員を軽く扱う。

派遣社員は働かせ続ければ、お金を運んでくれる“商売道具”にすぎません。コーディネーター、営業の方には、どこまでも派遣社員の味方であって欲しいのですが、自分たちは派遣会社の正社員。派遣社員は「正社員になれなかった負け組み」と思っている方も多く、派遣社員が「契約を更新しない」というと、脅してでも契約を継続させようと必死になる派遣会社が多い事も事実です。

 

「かつて自分も派遣だったから、派遣社員の辛い気持ちがわかる。だからコーディネーターや営業になって派遣社員を応援したい。」などと言って、派遣会社の正社員になった人もいるようですが、そんなコーディネーターが、最も、派遣社員を見下しているのです。“派遣社員の辛い気持ちがわかる”なら、派遣会社には入らないはずです。なぜなら、派遣会社というのは、派遣社員に派遣を続けさせる事が利益につながるのですから、随分と矛盾していますよね…。

 

派遣に対する差別や嫌がらせ。

意識をされて嫌がらせをする方もいれば、眼中になく存在すら認めてもらえない事もあります。派遣という存在はとても便利。“社員が面倒だと感じる作業”をする道具であり、社員が困った時にだけ“人”として一時的に声をかけることができ、助けてもらえる都合良く使える“奴”でもあります。 

 

 続きはこちら⇒正社員は派遣社員に対する理解・派遣契約の知識がない - Outbound(アウトバウンド)東京 ブログ

 

 

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